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インタビュー

家電配送業務を担当する、斉藤と海老沢が、お互いのこれまでの仕事を通して成長したことやこれからの事業について話したインタビュー。

家電配送事業

重い商品もある
ので、一人で
持てなくてもいい

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斉藤)初めから重い荷物を持つようなことはないですね。まずは誰でもできることから。2〜3ヶ月くらいは配送中のミスが起きないように私たちがいて、優しくフォローしていくので、あまり心配はいらないかな、と。私も始めたての頃は小さなミスもしました。ありがちなミスですが、坂道に荷物を置いてしまい、自分に荷物が寄りかかってきたりとか。そういうことも仲間がフォローしてくれますし、一人で作業することはないので、安心してステップアップしていけます。誰でも続ければ、重い荷物でも持てるようになります。コツを掴むことが必要ですけどね。元々のガタイの良さや筋肉量などでは重いものは運べません(笑)

海老沢)私が新人のときは重いものは全然持てなかったですね。でも、心持ちが変わり、仕事に明確な目標が出来たきっかけがありました。弊社には配送のトラックが何台かあって、すべてのトラックには同じくらいの荷物が積載されているのですが、いつも自分が乗るトラックの帰り時間が、遅いと気づいたときがあったんです。そこから仕事の取り組みとか仲間に迷惑かけられないという気持ちが芽生えて、自身の仕事の成長に繋がりました。そのときは、誰からも責められることもなかったですし、みんな優しかったので、なおさらやってやろう!という意識に変わっていったのかもしれません。

自ずと成長を
感じられる
職種

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斉藤)そのときは、高額の家電商品などの配送だったので、やっぱりミスは出来ないな、というのが強くあるんですよね、作業中に。そのときにすでにできる人と、新人でいたときに、ちょっとでもつらいだろうな、まだ難しいかな?っていう搬入があったら、見てていいよ、で私でやってしまうことが多々あったんですね。良かれと思ってしてたんですが、本人のためによくなかったのかな?といま思いましたね(笑)

海老沢)先ほども話に出ましたが、初めから難しい作業を任せられることはありません。駐禁を取られないためにトラックに待機したり、狭い建物への搬入の場合、小人数の方がいい場合もありますので。コツコツとですが、毎日真面目に楽しく仕事をしていければ、自ずと成長を感じられる職種だと感じますし、誰にでもできる仕事ではない。感謝を感じられる仕事だと思います。

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お客様が商品を
受け取って
笑顔になって
ほしい

海老沢)配送業は、お客様の喜びや笑顔に触れる時間は長くはないのですが、自分が欲しいと思っていた商品を待っていて、この商品を運んで納品することでお客様が笑顔になる、そういう瞬間に立ち会えることは自分の喜びに繋がりますね。なので、商品を運ぶ際でも神経を使いますし、丁寧な仕事はいつも心がけています。

斉藤)配送の仕事は、一人ではなく、仲間との協力や連携が不可欠です。なので、上司や後輩との配達中も「仕事は楽しく」を心がけています。例えば、前日などに嫌なことがあったとしても顔には決して出さないとか。配送は、2〜3名で移動することが多いので、その関係性を壊さない、という大げさなものではないですが、親しき仲にも礼儀ありを意識していますね。

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私たち
じゃなきゃ
運べなかった

斉藤)いま、話しにあって私が思うのは、お客様から「心からのありがとう」を貰える。それは、私たちじゃないと運べなかったからです。お客様は希望の商品を買った、でも私たちが運ばないとお客様の家には商品はないままなんです。お客様自身で、商品を運んで家に入れるのは、かなり難しい。なので、とてもやりがいを感じますし、私はお客様からの「ありがとう」が、いつも心がこもっているように感じますね。

海老沢)内階段とかで、2階がリビングになってくると冷蔵庫を上げたりしなきゃいけない場合、やっぱり難しいんですよね。なので、そういうできないことをしてあげると、やっぱり喜んでくれるので、シンプルに嬉しいですよね。この仕事はいいなと思う瞬間、自信を持てる仕事ですね。

ベンチャーだから
一人一人の
意見が届く

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海老沢)私は前職は飲食業に携わっていました。配送業は、ゼロからのスタートでしたが半年も続ければかなり働けるようになりました。なので、不安には感じなくて大丈夫だと思います。人間関係も皆フレンドリーですし、フラットに近いカタチがあります。社長にでも気軽に自分の思ったことを伝えることができる環境があります。ベンチャーなので、自身の意見が通ることも少なくないですし、いい提案ができれば皆が賛同してくれる社風がありますね。

斉藤)私はこの仕事を通して、生きていくための知恵や経験が、磨かれていると感じることが多くあります。日常生活でももののサイズ感は商品を見ただけで自分の家に入れれるかどうかとか、感覚的に分かるようになりました。あとは、トラック1台あれば、引っ越しは自分で出来るな、とか。普通の方では到底できないようなことができるようになっています(笑) なので、経験としてもやってよかったな、と思える仕事です。長い目でみても、AIやロボットに仕事が奪われるといった話が多くなってきていますが、この仕事はAIやロボットには出来ませんし、それはお客様の反応を感じても思いますね。何年もやる仕事、ということでなくてもいいので、まずは経験としてやってみて、これを通してステップアップしてもらえればと思っています。配送業も接客が必要ですし、お客様と話してコミュニケーションを取るっていうのは営業ではないですけど、やっぱり場面、場面であるので、そういうところは苦手意識がある方も、家電っていうところから入るのって話しやすかったり、逆に初めての人でも慣れっていう意味では、ここから営業してみたいなという人でも、いいカテゴリーなんじゃないかなっていうのは、個人的には思いますね。